- エクストラバトルの概要と、プレーする際の留意点
- エクストラバトルに出現するボスの情報と、快適攻略ポイント
この記事では、初心者や忙しい社会人の方向けに、オクトパストラベラー2のやり込み要素「エクストラバトル」の概要と出現するボスの情報、快適攻略に必要なポイントを紹介します。
エクストラバトルは発売から1年以上後に追加された神コンテンツ。本編で出てきたどのボスよりも強い、最強ボスとの戦いを計4戦戦うことができます。
これまで培ってきたバトルの経験を総動員しないと、一瞬でやられてしまうような理不尽な強さ。この記事を参考に試行錯誤を行って、ぜひオクトラ2最後のやりこみ要素を楽しんでください!
- この記事ではシステム面・ストーリー面の一部ネタバレがあります。気になる方はご注意ください。
- オクトラ2をまだ購入していない方へ、オクトラ2はこちらのリンクから購入可能です!
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- 前作オクトラ1の快適攻略記事が読みたい方は、以下の記事で関連記事をまとめてますので参考にしてください!

オクトラ2 エクストラバトルの基礎知識
エクストラバトルの概要
エクストラバトルは、2024年6月6日に無料アップデートで追加された新たなやりこみ要素です。PS4/5版の「オクトパストラベラー」及びXbox版の「オクトパストラベラーⅡ」の発売と同時に追加されました。
エクストラバトルを遊ぶためには、本編のエクストラストーリーをクリアする必要があります。まだ攻略していない方は、以下の記事を参考にストーリーとラスボスをクリアしましょう!

タイトル画面から「EXTRA BATTLE」に入り、ラスボスを倒したセーブデータを選ぶと、モンテワイズの競技場に飛ばされます。
その中は出入り口と宿屋、そしてバトルの受付のみのシンプルな作りの会場。この場所で、以下のボスとのバトルを計4戦、戦うことになります。

「異邦の旅人」では、前作オクトパストラベラーの主人公たちが敵として登場。4人ずつのパーティに分かれて、「威風堂々」と「百花繚乱」の2戦、懐かしのメンバーとのバトルを楽しめます。
「真・ヴィーデ」は文字通り、エクストラストーリーで戦ったラスボス「ヴィーデ」の強化版です。ラスボス戦では前座の役回りでしたが、とんでもない強化をされてエクストラバトルに登場。初見殺しの数々でパーティを苦しめます。

異邦の旅人の2戦と真・ヴィーデ戦は、攻略順に特に制限はありません。自由な順序で攻略できます!
異邦の旅人と真・ヴィーデとの全3戦をクリアすると、いよいよ最終戦。「???」のヴェールが脱がされます。詳細はのちほどネタバレしますが、折角なので誰とバトルするかはこの段階では隠しておきます。
「???」の中身が気になる方は、こちらをクリック
最終戦は「真・邪神ヴィーデ」との戦い。HPは100万(実質180万)、シールドポイントもべらぼうに高く攻撃も超厄介で、初見クリアは不可能と言い切れます。オクトラ2はヌルゲーと言われがちですが、ことこのボスに限っては、制作陣の本気度を感じるレベルの難易度ですね。。。
エクストラバトルを遊ぶ際のポイント
ここからは、実際にエクストラバトルに挑戦する際に、ぜひ知っておきたいポイントを紹介します。
セーブデータの取り扱い
まずエクストラバトルでは、HP・SP・底力などのパーティの状態や、パーティ編成、所持アイテムなどは選んだセーブデータのものがそのまま反映されます。
また、消費アイテムは自由に使用することができ、エクストラバトルをプレイ中に使った消費アイテム(HP回復のブドウ、各種能力増強ナッツ等)の情報は、元のセーブデータには反映されません。
後は細かい点ですが、エクストラバトルの攻略状況はセーブデータごとに個別に保存されます。つまり、あるデータで1~3戦目をクリアし、最終戦の「???」戦をプレイできるようになっても、他のデータには引き継がれません。



新しいセーブデータで最終戦をプレイしたいときは、そのデータで改めて1~3戦目をクリアする必要がある、ということですね。細かいことですが注意しておきましょう。
ボスとのバトルについて
エクストラバトルで戦う際、1~3戦目はパーティの状態がそのまま反映され、4戦目の最終戦のみ、パーティのHP・SP・底力が強制的に全回復した状態でバトルに入ります。
バトルの時間帯は夜に固定。昼に動かすことはできません。ソローネの味方強化、テメノスの敵弱体化など夜限定の効果は、該当メンバーをパーティに入れていれば自動的に発揮されます。
バトルが終了すると、HPなどのステータスや消費アイテムなどはすべて、バトル前の状態に戻されます。つまり「超回復ジャム」などの個数限定アイテムも、バトルで使い切ってOKということ!アイテムはどんどん使って戦局を有利にしましょう。



エクストラバトルの攻略を見越すと、本編ストーリー攻略中は、個数限定の消費アイテムは温存しておいたほうが良いです。それでも本編は楽勝ですが。。。
一方、バトル中に一度開示したボスの弱点は、一度エクストラバトルを抜けない限りそのまま保持されます。初回のバトルはボスの弱点を開示しつつわざと負けて、2回目のバトルで本気で戦う・・みたいな戦い方も可能です。
攻略推奨レベルについて
戦う相手によっても違いますが、筆者の感触としては裏ボスを倒せるくらいのレベル・強さがあれば、後は戦い方を工夫すうることで十分に勝負になります。
具体的には、キャラの平均レベルが70レベル前後であれば十分攻略可能。平均レベルが80以上あればより楽に攻略できるかな、くらいの感触です。無理してレベル90以上に上げる必要はないです。
裏ボスの攻略方法はエクストラバトルの攻略とも通じる部分があるので、まだクリアしていない方は以下の記事を参考に攻略しましょう。


1点留意点として、裏ボス戦前のセーブデータ(できればナッツを投与する前)は分けて保存しておき、その攻略前のデータを使ってエクストラバトルに臨みましょう。
裏ボス戦もそれなりに厳しい戦いになるので、筆者の快適攻略記事でもナッツや個数限定アイテムをどんどん使って攻略しています。裏ボス戦クリア後のデータはその状況が反映されてしまっているので、きれいなデータでエクストラバトルを戦いましょう。
準備しておきたいアイテムについて
アイテム名 | 性能 | 総数 | (主な)取得方法 |
---|---|---|---|
禁忌の薬 | 味方単体のHPを1にして、SP全回復&BP最大まで増加 | 無限個 | コニングクリーク 衛兵隊基地の敵「衛兵」から「盗む」で入手 |
超回復のジャム | 味方単体のHP・SP全回復&BP・底力を最大まで増加 | 3個 | ロック島北西の建物内にある宝箱から入手 |
全回復のジャム | 味方単体のHP・SP全回復&BPを最大まで増加 | 約30個 | 世界各地の宝箱・敵・町人などから入手 ※キャットリン系から低確率で入手可能 |
不滅のオリーブ | 味方全体を戦闘不能から復活し、HPを9,999回復 | 1個 | ロストシード西端、城の前の【古の器】から入手 |
再誕の杯 | 味方全体を戦闘不能から復活し、HPとSPを完全回復 | 2個 | 簒奪者の潜窟の宝箱、および縁なき墓所の宝箱から入手 |
BP/底力回復のジャム | 味方単体のBP・底力を最大まで増加 | 18個 | 世界各地の宝箱、町人などから入手 |
腐竜の堕液 | 敵単体に99ダメージ+シールドポイント4削る | 2個 | 悪食の巣の宝箱から入手 |
いにしえの呪札 | 敵単体の物防・属防・回避を2ターン低下 | 4個 | 魔よい道の島の宝箱から入手 |
スパイスジャーキー | 味方単体の物攻・属攻を3ターン上昇 | 無限個 | 敵が落とす&かこうなどで入手可能 |
裏ボス戦でも触れましたが、これらの個数限定の消費アイテムは可能な限り入手しておきましょう。
特に大事なのは「超回復のジャム」「BP/底力回復のジャム」と、「不滅のオリーブ」や「再誕の杯」などの全体復活アイテム。地味に大事なのは「腐竜の堕液」です。「いにしえの呪札」も困ったときに役に立ちます。
エクストラバトルの攻略を見越すと、これらのアイテムはストーリー中できるだけ使わず保管しておくのがベター。万全の状態で最強ボスに挑める用にしておきましょう。
オクトラ2 エクストラバトルの出現ボスと攻略ポイント
ここからは、エクストラバトルの各ボス戦で出現するボスのステータスや攻撃の特徴、(できるだけ)快適に攻略するために押さえておくべきポイントを紹介します。
「異邦の旅人~威風堂々&百花繚乱~」戦の攻略ポイント
エクストラバトルの1戦目と2戦目は、懐かしの「オクトパストラベラー」の主人公キャラ8人とのバトルになります。それぞれ特徴あるキャラばかりですが、攻略のポイントは共通してますのでまとめて紹介します!
「異邦の旅人~威風堂々~」の出現ボスと特徴


まず1戦目、「異邦の旅人~威風堂々~」戦では、オクトラ1の主人公キャラのうち「オフィーリア・アーフェン・トレサ・オルベリク」の4人と戦います。それぞれのステータスは以下になります。
敵名称 | HP | シールド | 弱点 |
---|---|---|---|
オフィーリア | 270,000 | 6 | 剣・闇 |
アーフェン | 310,000 | 7 | 短・弓・火 |
トレサ | 290,000 | 7 | 杖・火・雷 |
オルベリク | 330,000 | 8 | 斧・氷・風 |
攻撃の特徴は多種多彩。オクトラ1で使っていた技やその強化技、またキャラの特性にあった様々な技を使ってきます。
オフィーリアとアーフェンは属性攻撃と補助がメインで、オフィーリアは「聖なる光」や「反撃のヴェール」、アーフェンは各種攻撃・回復調合などでパーティをサポートしつつこちらにダメージを与えてきます。
トレサは変わり種。精霊石を取り寄せてダメージを与えたり、全リーフを集金したり、武器を買い叩いてその武器で攻撃できなくしたりします。オルベリクは自身の防御を高めつつ、剣を使った強力な物理攻撃でパーティを一気に壊滅させてきます。
「異邦の旅人~百花繚乱~」の出現ボスと特徴


続いて2戦目、「異邦の旅人~百花繚乱~」戦では、オクトラ1の主人公キャラのうち「プリムロゼ・テメノス・ハンイット・サイラス」の4人と戦います。それぞれのステータスは以下になります。
敵名称 | HP | シールド | 弱点 |
---|---|---|---|
プリムロゼ | 280,000 | 7 | 剣・光 |
テメノス | 320,000 | 7 | 槍・弓・氷 |
ハンイット | 320,000 | 8 | 杖・風・闇 |
サイラス | 280,000 | 6 | 剣・短・斧 |
彼らも攻撃の特徴は多種多彩。オクトラ1で使っていた技やその強化技、またキャラの特性にあった様々な技を使ってきます。
プリムロゼは踊子の技で仲間を強化したり、プレーヤー側のキャラ1人を誘惑して自分側に寝返らせたりと補助攻撃が中心。テメノスもアイテムを使えなくする「盗む」などの各種盗賊技で攻撃しつつ弱体化を試みてきます。
ハンイットはオクトラ1でお世話になった「ラストアクト」で行動回数を増やし、多彩な弓攻撃や魔物との連携攻撃でパーティを窮地に。サイラスは一度攻撃された弱点を「復讐」で無効化しつつ、「調べる」で相手に弱点を付与して属性魔法で攻撃してきます。
バトル時の留意点
どちらの戦いでも、ターンの経過に伴いブースト状態になり、強力な攻撃を仕掛けてくることが多くなります。
また、一度全滅させても油断は禁物。「威風堂々」はオフィーリアが、「百花繚乱」はプリムロゼが「自動復活」で生き返り、「復活魔法」や「祝福の息吹」で全員を復活させてきます。
復活後は各キャラの猛攻に更に拍車がかかり、下手すると防戦一方になりがち。前作で頼もしかった仲間が、敵に回ったときの怖さを思い知らされることになります。



攻撃はいずれも凶悪ですが、見ているとワクワク感というか、「もっと喰らいたい」と思わせる魅力がありますね。オクトラ1を楽しんだ方は必見です。
「異邦の旅人」の快適攻略ポイント
プレイしてみると本当に攻撃が多彩で、テキストでは中々説明できないややこしさがあります。ただ、攻略ポイントは「威風堂々」「百花繚乱」で変わらず、以下の3点になります!
- とにかく相手に行動させないことを意識
- ブレイクや1回目の敵全滅はターン冒頭に行い、味方行動回数を最大化
- 全体攻撃で一気に畳み掛け、HPを削りまくる
このバトルの快適攻略方法は実質1点。「相手に行動させない」ことに尽きます。行動させればさせるほど相手に有利になっていくので、彼らの時代にはなかった「先駆け」や「傭兵よび(獣人)」などで先手を取り、早期にブレイクまで持ち込みましょう。



敵のシールドは最大8。ブーストMAX「傭兵よび(獣人)」2回で全員削りきれる算段です。ただ、復活後のプリムロゼは物理回避力が上がっているので、攻撃をミスした場合は光属性攻撃やアイテム等でフォローしましょう。
2つ目は、行動回数の最大化に向けたポイントです。敵をブレイクするタイミングや、1回目に敵全滅させるタイミングはターン冒頭に合わせるのが鉄則。特に全滅後、復活したターンは相手は動けないので、さっさとブレイクまで持ち込むのが重要です。
ブレイク中に稼いだ行動回数は、攻撃補助と強力な全体攻撃に振り分けます。ソローネなら「獅子狩り」より「盗公子エベルの鉤爪」の方がベター。テメノスであれば「特大神聖魔法」、ヒカリであれば「真・十文字斬り」など敵全体にダメージを与える手法で倒していきましょう。
オススメのパーティですが、夜強化のソローネ・テメノスは鉄板。この二人を攻撃役として、後はパルテティオ、キャスティ、アグネアなどのサポートメンバーで構成するのが良いでしょう。
ちなみに、オクトラ1こと「オクトパストラベラー」も相当な名作。オクトラ2よりシンプルなシステムでスッキリと遊べます。オクトラ1の攻略も以下の記事にまとめてますので、ぜひ参考にしてください!


「真・ヴィーデ」戦の快適攻略ポイント
3戦目に紹介するのは「真・ヴィーデ」との戦い。バトルは前半戦と後半戦に分かれており、前半と後半でパーティを切り替える総力戦で臨むことになります。
前半戦の出現ボスと特徴


敵名称 | HP | シールド | 弱点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ヴィーデ | 400,000 | 10 | 剣・斧・杖・雷・光 | 触手を全て倒すまで無敵 |
うごめく触手(左上) | 100,000 | 5 | 槍・斧・弓・氷・光 | |
しなる触手(右上) | 100,000 | 5 | 火・氷・雷・風・光 | |
阻む触手(右下) | 100,000 | 5 | 槍・短・杖・風・闇 | 常時魔法反射 |
這いよる触手(左下) | 100,000 | 5 | 剣・短・弓・火・闇 |
まずは前半戦。ヴィーデ本体と触手4体の計5体との戦いです。ヴィーデは触手を全て倒さないと攻撃が届かないので、まずは触手を倒していく必要があります。
「先駆け」も使って勢いよく触手を倒していきたいところですが、この触手は倒れるときに「道連れ」でパーティ全体に2,000~3,000もの大ダメージを与えてきます。4体を一度に倒すと「道連れ」×4で全滅必至。この対策を考えながら戦う必要があります。
ボス本体の攻撃も超強力。2ターン目の冒頭に「夜の厄災」でパーティ全体のHPを1、BPを0にしたり、「虚無の波動」で味方の強化効果をかき消したり、「暗黒の波動」でHP1,000、SP25ダメージを複数回与えてきます。



「暗黒の波動」は元々1回攻撃ですが、触手を倒すごとに攻撃回数が増加し、4体倒すと計5回攻撃に。HP5,000ダメージ、SP125ダメージを確定で喰らう恐ろしい攻撃です。
触手も属性攻撃や物理攻撃、状態異常攻撃など多彩な攻撃を駆使。初見殺しの「道連れ」とあわせて、なんの対策もせずに戦うと速攻で瞬殺される強さです。
後半戦の出現ボスと特徴


敵名称 | HP | シールド | 弱点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ヴィーデ | 400,000 | 15 | 剣・斧・杖・雷・光 | 触手を全て倒すまで無敵 |
うごめく触手(左上) | 100,000 | 5 | 槍・斧・弓・氷・光 | |
しなる触手(右上) | 100,000 | 5 | 火・氷・雷・風・光 | |
阻む触手(右下) | 100,000 | 5 | 槍・短・杖・風・闇 | 常時物理回避 |
這いよる触手(左下) | 100,000 | 5 | 剣・短・弓・火・闇 |
続いて後半戦。ヴィーデの40万あるHPをゼロにすると、次の行動時に前半パーティを吸収し、自動的に後半パーティのバトルに移ります。
後半のバトルでは、自動的に仲間のBPが全快の状態から始まりますが、開始早々に右下の「阻む触手」から、味方全体の物攻・属攻ダウン&敵全体の物防・属防アップの「泥濘の濁声」を受けます。
触手は前半と同じく、パターン化された行動を繰り返します。左上は属性攻撃、左下と右上は物理攻撃、そして右下は「泥濘の濁声」を毎ターン仕掛けてきます。
また前半同様、倒れると「道連れで」味方全員に2,000~3,000ダメージを受けるため、後半戦もこの「道連れ」の対策を考えながらバトルを進めていく必要があります。
触手の攻撃は激しくなる一方、後半戦では、ヴィーデ本体は攻撃をしてきません。ただ、最初のターンに「終わりの時まで5ターン…」と不気味に時を刻み、ターンごとにカウントが減少していきます。
カウントダウンが終了すると、「終刻」で味方全員に9,999ダメージ×3を与えてきます。この技が出ると、もう勝利することはほぼ不可能。つまり、ボスの6回目の行動までに勝負をつけることが、後半戦の勝利の鍵になります。
「真・ヴィーデ」選の快適攻略ポイント
「真・ヴィーデ」戦は、ボスや触手の攻撃はある程度パターン化されているものの、その攻撃自体が強烈で勝ちパターンを見出すのは困難です。選択肢を1つ間違うと、一気にパーティを崩される緊張感があります。
運要素や試行錯誤が必要な点も多いですが、それでも以下の点に気をつけると勝率は上がっていくでしょう。
- 触手の道連れをどう回避するかを決め、それに合わせたパーティを編成
- 前半戦はHP5,000以上で本体攻撃を耐え、勝機を探る
- 後半戦はとにかく時間との勝負、触手をどれだけ迅速に倒すかが鍵
まず1点目は、触手を倒したときの「道連れ」を何とかしないとそもそも勝負にならない、という点。触手の攻撃は味方全員に2,000~3,000程度のダメージ。丸腰で4発連続で受けた場合、HPが9,999近くても耐えれるかどうか・・といった感じです。
「そんなの1体ずつ倒したらいいんちゃうの?」と思いますが、これはあまり得策ではありません。前半戦は本体の攻撃が触手を倒すと強化され、後半戦は実質ターン制限があるようなものなので、悠長に一匹ずつ倒していくと時間が足りなくなってしまいます。
そこで、無敵技で「道連れ」をやり過ごす方法がオススメです。使うのはカナルブラインの教会奥にいる神官が持つ「大聖者の神盾」。敵の全ての攻撃ダメージを無効化する効果を付与します。
この神官はヒカリの「試合」で「大聖者の神盾」の技を覚えることが可能で、またパルテティオの「雇う」でも、(15万リーフで)仲間にして技を使うことができます。
そのためパルテティオで2回「加勢」するか、ヒカリでシルティージ全体化+ブーストMAXの「大聖者の神盾」を使用すれば、ちょうど4回分のダメージを無効化可能。触手の「道連れ」×4を完全にやり過ごすことができる算段です。
この2人は、前半戦と後半戦に分けてパーティに組み込みましょう。この戦略を練ったうえでパーティを編成し、ボス本体をどう対処するか考えていきます。
まず前半戦ですが、ボスの攻撃で怖いのは「夜の厄災」。触手を4体倒すと確定で5,000ダメージです。そのためそもそも最大HPが5,000以上ないと勝負になりません。
そのため、前半戦パーティのHPはあらかじめ5,000以上に上げておきましょう。こうするだけでバトルでの安定感が段違いになります。「傭兵よび(獣人)」などで触手のシールドを削り、無敵技を使いつつ強力な全体攻撃で一掃。ボスのシールドもどんどん削り、強力な攻撃を叩き込んでいきます。
後半戦は本当に時間との勝負。どれだけ早期に触手を全滅できるかで、その後のボス本体とのバトルの余裕度が違います。BP最大からの開始になるので、まずはブースト攻撃で、全力で触手をブレイクしましょう。
早期に触手を倒すことができれば、ボス本体は攻撃してこないのでじっくり戦略を練れます。ブレイク中はカウントも止まるので、先を読みながら行動を組み立て、強力な攻撃で一気に倒していきましょう!
ただ、戦略をどれだけ練ってみても、実際に戦って見ると思い通りにいかないことが多々。実践と試行錯誤の中で勝てる確率が上がってきます。
負けてもペナルティは全く無いので、どんどん戦って自分なりのパターンを見つけていきましょう!
「???」戦の快適攻略ポイント
最後に、エクストラバトル最終戦の出現敵データと快適攻略ポイントを紹介します。
エクストラバトルの1~3戦目をすべてクリアすると、「???」の表示が変わり、選択肢を選べるようになります。
出現する最後のボスは、「真・邪神ヴィーデ」。ラスボス戦の最後に8人全員で戦った「邪神ヴィーデ」の超強化版です。
最後の戦いでは、HP・SP・底力は強制的に完全回復。4人パーティを切り替えながら最強ボスとの戦いに挑みます。バトルは大きく3つのパートに分かれているので、それぞれ紹介します。
第1形態の出現ボスと特徴


敵名称 | HP | シールド | 弱点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
邪神ヴィーデ(本体) | 1,000,000 | 15 | 槍・短・斧・氷・雷・光 | 両腕を倒すまで無敵 |
邪神の右腕(画面左) | 150,000 | 6 | 火・雷・光 | 物理回避・反撃 |
邪神の左腕(画面右) | 150,000 | 8 | 剣・短・弓 | 魔法反射 |
バトル開始から、邪神ヴィーデのHP(100万!)を50万以下にするまでが第1形態。そのためにはまず、「邪神の右腕」と「邪神の左腕」を倒し、「邪神ヴィーデ」の無敵状態を解除する必要があります。
本体はバトル冒頭にいきなり「8柱封印」を使い、各ジョブの奥義を使用不可にしてきます。奥義はバトルを進めるごとに徐々に開放されていきますが、有用な奥義ほど開放時期は遅く、奥義なしで戦略を組み立てる必要があります。
更に厄介なことに両腕は片方が物理回避・反撃、もう片方が魔法反射と全体攻撃しづらい立ち回り。なんとか片腕を倒しても、ボス本体の「邪影の呪縛」で腕を倒したキャラと、対応するサブパーティのキャラが行動不能になってしまいます。



つまり、両腕を倒した後は、実質パーティ2人でボスをブレイクする必要があるということ。ブレイクすれば再び4人で戦えるようになりますが、初見ではかなりの鬼畜仕様です。
もちろん、ボス+両腕の攻撃は非常に苛烈。ボス本体は基本2回行動で、両腕の攻撃も含めて最大4回、パーティ複数人にそれぞれ2,000~3,000のダメージをコンスタントに与えてきます。
一方で少し救いも。両腕を倒した段階で剣士奥義と学者奥義が開放され、(行動可能な)キャラ全員の物攻・属攻・物防・属防が3ターン強化されます。まぁないよりはまし、くらいの効果ではありますが、、
第2形態の出現ボスと特徴


敵名称 | HP | シールド | 弱点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
邪神ヴィーデ(本体) | 500,000以下 | 20 | 槍・短・斧・氷・雷・光 | 両腕を倒すまで無敵 |
邪神の右腕(画面左) | 150,000 | 7 | 氷・風・闇 | 物理回避・反撃 |
邪神の左腕(画面右) | 150,000 | 9 | 槍・斧・杖 | 魔法反射 |
邪神の猛攻をかいくぐり、本体のHPを50万以上削ると第2形態へ移行します。同時に狩人奥義と商人奥義が開放され、味方のBPが最大値まで回復します。
それで喜んでいたのもつかの間、今度は邪神の様子が変わり、いかにも戦闘モードに入ります。シールドは20まで回復し、両腕も再生。両腕の弱点も変化し、シールドも上昇します。
更に厄介なことに、一度行動するたびにHPとSPが最大値の25%、BPも1ずつ減少する「蝕む暗黒」を使用。ボス本体をブレイクしない限りこの効果は行動のたびにずっと続きます。



この効果が非常に厄介で、時間をかければかけるほどジリ貧に。第2形態のクリアを非常に困難にする要因です。
極めつけはターン冒頭の最後の行動「神罰」。今戦っているパーティ4人のHPを1に、BPを0にしてきます。せっかく回復したBPがすぐなくなり、HPも瀕死。悲しくなってしまう状態から第2形態のバトルが始まります。
もちろん、書くまでもなく敵の攻撃は超強力。単にダメージを与える攻撃だけでなく、物理・属性アビリティを封じたり、ステータス強化を封じたり、沈黙状態にしたりと嫌がらせに近い攻撃を行ってきます。
何とか体制を立て直し、片腕を倒すとボスの行動回数が1回増加。両腕を倒すともう1回増加して計4回攻撃に。一方両腕を倒すと盗賊奥義と踊子奥義が開放され、味方の底力が全回復。少しだけですが、希望の光が見えてきます。



ボスの攻撃回数増加は、キャラを行動不能にする効果よりは正直ヌルめです。とはいえ行動ごとにダメージを喰らっているので、しんどい状況に変わりはないですが、、、
ただ、ボス本体のシールドは20もあるので、シールド削りも生半可には行きません。やっと削ったら今度はHP削りで、削りきれなかったらまたシールド削りからやり直し。まさに鬼畜と言えるしんどさです。
第3形態の出現ボスと特徴


敵名称 | HP | シールド | 弱点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
邪神ヴィーデ(本体) | 800,000 | 30 | 剣・杖・火・風 |
第2形態の本体HPを0にすると、いよいよ最後の最後、第3形態のボスとの戦いに挑みます。
神官奥義と薬師奥義が開放され、HP・SPが全回復して一息つくのもつかの間。邪神ヴィーデのHPが80万(!)回復、シールドは30(!!)になり第3形態に移行します。
最初のターンからいきなりステータスアップ無効の「虚無の波動」や、サブパーティ含めてランダムに3~4回攻撃の「裁きの雷」など超強力な攻撃を繰り出し、最後の最後にプレーヤーを絶望の縁に追いやります。
第3形態は常時4回行動で、パーティ全体や複数人を対象にゴリゴリHPを削ってきます。30もあるシールドを削るのも一苦労のため、いかに敵の行動で致命傷を喰らわないか、そういう立ち回りも重要になります。
何とかブレイクできても、次に立ちはだかるのは80万もあるHP。ブレイク中に削りきれなければまたシールド削りからやり直し。回復アイテムもどんどん枯渇し、まさに倒すか倒されるか、ギリギリの戦いを強いられます。



なんか「真・邪神ヴィーデ」戦は、書いててしんどくなるくらいの鬼畜っぷりですね。開発者サイドの「絶対クリアさせない!」という意気込みが垣間見えます。。。
「真・邪神ヴィーデ」戦の快適攻略ポイント
さすが最終戦、というくらい厳しい戦いを強いられますが、勝機は見いだせるもの。運要素はどうしても絡んでしまいますが、少しでも勝率を上げるために心がけておきたいポイントを、以下3点紹介します!
- 攻撃とサポートでパーティを分けて、敵の攻撃はなるべくサポートが受ける
- 迅速なシールド削りと、こまめなHP・SP回復が生命線
- これまで培ったノウハウの全てを注ぎ、ボスの莫大なHPを削り切る!
まず、1点目のポイントです。このバトルは自由にパーティメンバーを切り替えることができ、サブパーティのメンバーも強化することが可能。全体技は8人全員に効果があります。
このことを利用し、攻撃やブレイクに長けたキャラを集めたパーティと、サポートに長けたキャラを集めたパーティを集めて戦うのが良い戦略。敵の攻撃前にはサポートメンバーを前に出しておき、ダメージやステータス異常を受けてもらうことで攻撃メンバーが元気な状態で戦うことができます。



現実世界ならサポートメンバーから訴えられそうなひどい仕打ちですが、まぁゲームだから、ということで。。
この方法を取るもう一つのメリットは、第1形態の行動不能の影響を最小限に抑えることができる点。攻撃・ブレイク役をあえて同じパーティに集めておくことで、同パーティのキャラは行動不能にならないためその後の攻撃やブレイクは通常通りに行えます。
サポートメンバーのパーティは、可能な限りHPを上げておきましょう。そのうえで余裕があれば耐性アクセサリや「ふんばる」「自動復活」などで耐久力を上げておくとよいです。
2点目もボス戦全体にわたってのポイント。最終戦も時間(ターン)との勝負で、敵の強烈な攻撃を受ける前に、両腕やボス本体をどれだけ迅速にブレイクし、無力化できるかが勝負の分かれ目になります。
両腕は弱点もばらけており、物理攻撃に反撃したり魔法を反射したりするので、全体攻撃より個別にシールドを削るほうが効果的。本体のみになったらオーシュットの「みんなでけしかける」などで一気にシールドを削っていきます。
更に、第2形態からは行動のたびにダメージを喰らうので回復が必須。短剣攻撃+味方全体のHP・SPを回復する「傭兵よび(暗殺者)」をうまく使いながら、攻撃と回復を両立させていきましょう。
いよいよ、最後のポイント。ここまで来れた皆さんなら自分なりの攻撃方法を編み出しているはずです。
特に第3形態はHPが80万もありますが、こちらも全ての奥義が使える状態になります。神官奥義のエルフリックで攻撃回数を増やし、薬師奥義のドーターでアイテム全体化すれば攻撃チャンスを増やすことができるでしょう。
これらの要素がうまく噛み合えば、一度のブレイクで第3形態のHPを削り切ることも可能。敵に大ダメージを与える方法は以下の記事に記していますので、こちらの記事もぜひ参考にしてください!


オクトラ2 EXバトル攻略:まとめ
- エクストラバトルはラスボス・裏ボスを超える超強力ボス4体とのバトル
- バトル後にアイテムは復活するので、思い切って使い切ってOK
- 攻略ポイントを参考に有利に立ち、持てるノウハウを注ぎ込んで勝利へ!
無事、最終戦をクリアすると、タイトル画面にささやかなご褒美が・・・。その内容はぜひ自分の目で確かめて見ましょう。ちょっとうれしい気分になりますよ。
気になる方はこちら・・・(ネタバレ注意)


各ボスの詳細攻略記事もこれから準備していきますので、そちらもぜひ参考にエクストラバトルを楽しんで、自分だけの攻略法を見つけてください!
あわせて読みたい:オクトラ2快適攻略ポイント10選


さいごに
本記事では下記ガイドラインに従い、画像等のデータを使用しています。
https://www.jp.square-enix.com/game/guideline/octopathtraveler2
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